遺産分割協議書の雛形

遺産分割協議書には法律上正式に決められた書式はありませんが、初めての方のために下記に一般的な書式例をご紹介させていただきます。

遺産分割協議書の書式 例）

遺産分割協議書を作成する上で特に注意が必要なのは、相続財産である土地や建物等、不動産の記載方法です。土地については登記簿を確認し、書かれているとおりに遺産分割協議書に写します。建物も土地同様に登記簿を確認し、所在・家屋番号・種類・構造・床面積等、漏れのないよう記載します。法務局にて相続財産の名義を変更する際に不都合が生じないよう気を付けましょう。

被相続人の個人情報や相続財産についての訂正箇所がある場合、該当箇所に二重線を引き、遺産分割協議書に押印した相続人全員分の実印を押印します。

※二重線上に実印を押印することが望ましいですが、難しい場合は相続人全員の捨印をすることで可能になる場合もあります。

相続人に関する住所や氏名等の個人情報の訂正修正を行う場合は、訂正箇所に二重線を引き、その訂正箇所の相続人の実印を押印します。